子どもが生まれたら…たくさん本を読んであげたいなぁ…と書店を歩いて絵本を眺めるみなさん。
たくさんの絵本たちを前にいったい何がいいんだろう?と分からなくなっていませんか?
どれもこれも絵本は素敵です!
でもその中でも、これだけはまず本棚に揃えておきたい!と思い、現役保育士の二児ママが実際に
厳選した絵本をご紹介します!
それは、子どもが必ず笑う絵本、買って損なし!「だるまさんシリーズ」です。
対象年齢は?いつから読める?読み方の工夫は?などなど、保育園の子どもたちや、我が子に繰り返し読み続けている私からお伝えします!
だるまさんシリーズは何歳から?対象年齢について
はっきり言って、絵本は安いものではありません。絵本を買うくらいなら、お洋服の一着でも買ってあげたいかも…自分のランチ代に回したいかも…と思いますよね?
でもやっぱり、子どもたちにとって素敵な絵本との出会い、絵本を大好きなママやパパに読んでもらえるその時間そのものは何にもかえがたい時間です。
せっかく買った絵本なので大事に読みたいし、できれば長く親しんでほしい。と思うので特に赤ちゃん絵本は選び方が重要!だと思います。
ポイントは赤ちゃん期で終わらない絵本かどうか?です。
どういう意味かといいますと…子どもたちにヒットする絵本は子どもが成長しても手に取ってもらえるし、読みたい!とリクエストしてくれますが…よかれと思って買った赤ちゃん絵本は何回か読んでおしまい…よだれにまみれる運命かもしれないということです。私個人的には、対象年齢が短すぎるファーストブックよりも、絶対に子どもが気に入る絵本を選んでほしいと思います。
この絵本は、ファーストブックとしても最適で私の経験上3歳児くらいまでヒットしますよ!
ファーストブック選び方のポイント
当たり前なんですけど…赤ちゃんは自分の意志で、この本読みたい~と選び取るわけでもなければ、「ぼく、車の本が好き!」「これ、保育園で読んだ!」なんて自分の意志で絵本を選択するのはもう少し先のこと。そういう時期が来たら、また絵本の選び方は変わってきます。お子さんの趣味に合わせて選んでくことはとても大切なことですが…これはまた別記事で。
なので、まずは赤ちゃんが読むのではなくママやパパが読み聞かせるということを考えながら絵本を選ぶといいのです!
いろんな絵本がある中で、ベストセラーは買って損なしです。かわいい絵本がたくさんあるので迷ってしまいますが…とりあえずベストセラーだけ押さえておけば、赤ちゃん期の絵本は十分。自分の意志が出てきたら少しずつ絵本を増やしていけばいいのです。
そしてもちろん出産祝いにもおすすめ!このご時世なかなか会えない赤ちゃんに贈ったり、プチギフトに1冊手土産にもっていくのも粋ですね!
「だるまさんシリーズ」は本当に泣く子も笑う
そこで心からおすすめしたい絵本はこちら。保育園にも必ずと言っていいほどあり、子どもたちに人気の絵本。書店でも必ず見かけていると思います。
作者のかがくいひろしさんは、大変残念なことに他界されていてもうこのベストセラーの続編はないのだと知り、ますますこのだるまさんシリーズの価値を感じます。
だるまさんが 作 かがくいひろし ブロンズ新社
こちらだるまさんシリーズの一冊目。
こちらを見つめるかわいいフォルムのだるまさんの表紙が愛おしいですね!
このかわいいだるまさんがなんと、つぶれたりのびたり…表情豊かに動きます。
だ る ま さ ん が どてっ
だ る ま さ ん が びよーん
だるまさんが 作 かがくいひろし
表情豊かなだるまさんに思わず大人も笑顔に…笑
そして子どもたちは、自然とだるまさんのまねっこ。
顔まねもしてくれたり、ダイナミックに動いてみたりと大盛り上がりです!
だるまさんの 作 かがくいひろし ブロンズ新社
こちらが、だるまさんシリーズの二冊目。
だ る ま さ ん の め!
だ る ま さ ん の て!
だるまさんの 作 かがくいひろし
こちらはだるまさんの大きなお目目。歯。手など体の部位のお話。
目!といえば自分の目を触ったり、歯を触ったり…
絵本に大きく描かれた手のひらとタッチ~したりと2、3歳児も大盛り上がり。
だるまさんと 作 かがくいひろし ブロンズ新社
だるまさんシリーズ三冊目は、かわいいいちごのお友だちと手をつなぐだるまさんの姿が。
果物の名前を覚えたばかりの子どもたちもかわいい声で「いちご!」と何回も教えてくれます!
い ち ご さ ん と ぺこっ
ば な な さ ん と ぽにん
だるまさんと 作 かがくいひろし
いちごさんだけではなく、この後はバナナさん、メロンさん・・・果物のお友だちが登場。
果物のお友だちと共にかわいらしい素敵なスキンシップの数!!
赤ちゃん期には、ママとぎゅ~などのスキンシップを取りながら、読めるんですよ。
フニフニの体を抱きしめながら読む幸せ!
少し大きくなったら、ママやパパはもちろん、兄弟同士やお友だち同士でペコっ!ぎゅ~。など。
だるまさんともはや同じフォルムの赤ちゃんが、ノリノリで表現をして楽しめます。
もう、かわいさしかありませんよ・・・!!笑
現役保育士が読み方を解説!
絵本、どうやって読んでもいいんですよ!絵本を読んであげようというそのママやパパの気持ちで、まずは子どもたちの心が満たされますよ。でも、読み方って実は本当に大事で…読み方ひとつで絵本がより輝くこともあるのでお伝えします。
この絵本はやっぱり
だ・る・ま・さ・ん・が が見開き1ページになっているので
ゆっくり一文字一文字区切って読むのがおすすめ!
絵のだるまさんが左右に揺れているように描かれているので、それに合わせて読み手も文字に合わせて右左に揺れる(赤ちゃん期は膝にだっこしながら揺れていました)のがおすすめ。
そして次のページをめくったら
さぁ、ママパパも楽しみながら・・・!
びよ~~~~ん!!!
保育園では、みんなで立って体をめいっぱい使って表現遊びも楽しんでいますよ!
赤ちゃんのうちはポカーンでいいんです。繰り返し繰り返し読んでみてください。
きっと、だるまさん読んで!!とエンドレスだるまのリクエストが来る日がきます。
絵もかわいいし、親子でコミュニケーションもとれちゃう。
体の部位(「だるまさんの」で我が子が初めて自分の目を「め!」したときの感動といったら 笑)も知れちゃったり…かわいい我が子の、かわいい表情やしぐさもたくさん見れちゃうこの絵本。
ぜひお家に招いてあげて下さいね!